わたしのファミリーツリー
ある土曜日、丸一日かけてファミリーコーチングを受ける。
先約があったのと、娘の洋服2、3着の値段で、
迷うが信頼できる方がコーチなので良いチャンスだと思い受けることにした。
家庭のことでは悩みがある。
夫と感情的に行き違うことが頻繁にある。
「ファミリー」 の中でもそこに焦点が合ってくるだろうと予想した。
いろいろなワークの中のひとつがファミリーツリーを描くことだ。
そこでわたしが経験したことを、下に記しておく。
ーーーーー
①ファミリーツリーをどのようなイメージで描いたか?
樹木が好きで、森や林の中を散歩したり庭の木々を見たりすると癒されます。
自分のお気に入りの太い白樺の樹が心に思い浮かびました。
深くまで根を張っていて、幹に近い根が土から盛り上がり辺りに広がっています。
太い幹はとても高いところまで伸びているので、空に向かっている枝や葉は視界に入りません。
その枝葉で降り注ぐ陽の光や雨をたくさん受けとります。
存在感のある白い木肌の樹です。
②ファミリーツリーを描いたときの気持ち
聞いたときははじめ、家族を樹になぞらえるのは難しいと感じました。
でも個性の違う3人のメンバーではなく「我が家族」というまとまりを樹のイメージに写そうとし、そこからは楽しんで「♪♫♪」という気分で描けました。言葉を使わずに表現するのが新鮮でした。
③ファミリーツリーを見返し、思うこと
先ず、自分は家族をしっかりとしたものにしたいのだということ。
環境から光や水を十分に得て、木陰や止まり木の役目も果たします。
軸がしっかりと安定していて、外に開かれているという在り方を望んでいるのだと気付きました。
3つのキーワードを選んでから、描きました。
直感的に選んだ言葉は、普遍的な価値、共通項やスローガンではなく、3人の間の互いへの「思い」「在り方」を表した言葉となりました。(安心、信頼、協力)
私は、「家族のそれぞれがインディペンデントな状態で互いを支える関係」を求めていると気付きました。
④自分のファミリーに一言
お互いの違いを知って、大切にしあう関係を作りましょう。
⑤次世代ファミリーコーチング講座を受けての感想
私たちの毎日はたくさんの夾雑物に取り巻かれ、大切なものや本質的なことから意識が離れがちだと思います。
この講座で、自分自身を知り、それから自分を中心とした同心円の一番内側である「家族」にフォーカスして心の中や過去のことが引き出されていきました。
自分の内側と静かに対話できました。
そのために、普段の生活から完全に切り離された場所と時間が提供されます。そして、そのためだけにそこに居てくれるコーチが伴走してくれます。
「今」だけでなく、時の流れを遡ったり、未来に行ってみたりしながら、自分の中から言葉を紡ぎだすことで、気付くことや驚くことがいろいろありました。
自分の人生全体を俯瞰する豊かな時間を過ごすことができました。